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委員会論議!

  • 2011/04/25

今朝は6時53分名古屋発の新幹線で上京。
午前中の決算委員会に出席しました。
午後の予算委員会も含め、様々な議論がなされました。
野党の皆さんの意見の多くは、原発問題に対する現政府の初動対応の拙さ、そして、そうした責任をとって菅総理が退陣すべきとの内容。
対応について精査な評価が必要なのはもちろんですが、被災者の明日の生活をどうするのかといった先を見据えた議論が十分深まらなかったことは残念でした。
そのなかで、ふたつの内容についてお伝えします。
親族里親制度ってご存じでしょうか。
親や保護者が亡くなったり、行方不明になったりした子どもを3親等以内の親族が引き取り養育する場合に、必要な生活費等を支援するというものです。18歳までの子どもに月々48000円ほど、1歳未満の子どもには55000円ほどが生活費として支給されます。
それ以外にも幼稚園や小中学校に通う費用も実費、学習塾、部活動費、給食費、修学旅行などの旅行費用も小学校の20600円から、高校の108200円に至るまで支給されます。
今回の震災で、残念ながら多くの孤児ができました。その中にはこうした親族が引き取るような場合も多いでしょう。しかし、こうした制度を熟知しているのかどうかが心配です。
きちんと広報していく必要があります。
続いて、風評によるいじめ被害です。
放射能がうつるなどの物言いで、子どもがいじめに遭う被害がでているとのこと。
心の問題にあわせ、理解不足が一つの原因だと思いますが、きちんとして放射線や放射能についての知識を伝えていくことも必要です。
文科省として、各教育委員会を通じての指示や適切な理解を促すための文書なども出しているようですが、効果については疑問です。ただ、文書を出したって現場できっちり対応できる者でなければ意味ありません。
いっそのこと、子どもたち向けに、CMやアニメなどでも作って流したらどうですか。
テレビ局も芸能人も漫画家の皆さんも協力くださるのではないでしょうか。
今週末も被災地に出かけてきます。
生の声を聞いてきます。