直球ど真ん中

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場の空気を読むということ。

  • 2012/04/16

講談師の一龍斎貞水さんは話芸の極意を「場の空気を読むこと」だと仰っています。
そして、空気を読めるか読めないかの差は、思いやることができるかどうかであるとも言われます。
場の空気を読んで、柔軟に話の中身を変えていく。
そんなことから優柔不断な姿勢の重要性を説いてもおられます。
今の世論の空気はどうなのか。
それに気付く思いやりの気持ちを僕たちはもっているのか。
柔軟であるべきことに頑固で、頑固であるべきことに優柔でないのか。
人間国宝の言葉に触れ、そんなことを思わずには居られません。
場の空気は体感するものです。
体感するには、現場に居なければなりません。
現場の近くに居なければ、思いをはせるだけに終わってしまいます。
今日も地元から、地方議員の皆さんが来られました。
地方の抱えている課題について、各省庁の担当者を呼び、意見交換をしました。
それだけのことでも、みえなかった課題がたくさんみえるようになりました。
僕たちの仕事の原点はどこにあるのかを知るための大きなヒントですね。