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中国訪問②

  • 2016/11/16

4日朝は午前7時にホテルを出発。立派なホテルに滞在は7時間弱だ。ちょっともったいない。

 

バスにて向かう先は開封市。地元の皆さんの案内で有名な開封鉄塔を見学した。見学だけのつもりだったが誘われるままに鉄塔の最上階まで登ることになった。高さ55メートル、168段、しかも一段一段の段差が大きい。息も絶え絶えで最上階についたが、特に外がよく見えるわけでもない、小さな仏様が飾られている。地上まで戻ったときには足がガクガクになった。次は誘われても登らない。建立されて約1000年。倒れずに残っているのはすごいと思うが、よくみると一方にかなり傾いている。聞くと風の影響を長年受けたからだということだが、補強などはしていないらしい。

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その後、日本企業が現地に設立した会社を訪問。食品関係の会社でカップラーメンなどの具材を現地で作っている。充実した設備と衛生管理には感心するばかり。最後には同会社が出店しているしゃれたカフェでクッキーを購入した。美味だった。

 

再び鄭州へ。11時半に到着。党河南省委員会の責任者と地域の課題や経済の状況などについて懇談。ちなみに会場の会議室は宿泊先のホテル。4時間半前に出発したホテルに帰還した。ホテルで昼食を済ませてから鄭州東駅に向かう。午後は高速鉄道に乗って新陽へ出向く。はじめての高速鉄道だ。それにしても鄭州東駅の壮大さには仰天した。これは日本で言えば羽田の国際線のターミナル、いやそれ以上の規模だ。とても鉄道駅とは思えない。なぜこんなに巨大な駅が必要なのだろう。

 

約一時間の高速鉄道の旅。15時過ぎに新陽東駅に。バスに乗りかえて羅山県へ向かう。目的地は羅山の田堂中日友好小学校だ。この学校はかつて民主党三重県連と一般の皆さんの寄付によって現地に作られた学校だ。初めて見る中国の学校。授業を見学、子どもたちにもあいさつをさせていただいた。すでに夕刻の16時を過ぎている。子どもたちは私たちの訪問まで教室で待ってくれていたようだ。くったくのない子どもらしい表情はどこにいっても同じ。子どもたちや先生方とのやりとりは楽しかった。記念写真を撮って学校を後にしたが、この子どもたちが日本と中国の友好の架け橋になってくれるように願うばかりだ。

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その後、羅山県の現代農業産業園を視察した後、歓迎夕食会にお招きいただいた。お酒好きの方がいて、何度も乾杯をしてすっかりできあがってしまった。しかし、ここは新陽。この後宿泊先の鄭州まで高速鉄道で帰らなければならない。日本で言えば東京名古屋間くらいか。自制をしつつ杯をすすめる。

 

22時近くの高速鉄道に乗り込み、23時過ぎに鄭州東駅に到着。ホテルに戻るとやはり午前零時近く。朝出発してから17時間。移動距離は1000キロを超えているだろう。シャワーだけ浴びて爆睡。明日の朝も早い。

 

5日、10時過ぎの高速鉄道に乗る前に、鄭州河南博物館に寄る。丁寧に収蔵品の説明をしてくださって恐縮する。その後、みたび鄭州東駅へ。高速鉄道にて北京に向かう。いよいよ帰路だ。車窓の風景は地域によってさほど変わらない。たまたまなのかもしれないが、いわゆる自然林は見当たらない。田舎を進むと突然巨大なビルやマンション群が現れる。その繰り返し。

 

河北省に入るとやはり大気の汚染がひどい。同行者によるとこれから冬にかけてさらにひどくなるそうだ。国としても大規模な環境対策はしているようだが効果はまだまだだ。ひどいところでは数百メートル先がほとんどみえない。日本でこのような状態になると多くの皆さんが近くで火事が起こり煙が出ているのではと錯覚するのではないか。到着した北京も同様で対策が急務であると改めて感じる。

 

北京西駅に到着後、空港へ向かう。大気汚染のために出発が大幅に遅れるとの連絡があったが、約1時間遅れで出発できた。

 

4日間の視察であったが、多くの皆さんと意見交換でき、中国という大国の現状をこの目で確かめることができ本当に有意義だった。この国は大きくそしてしたたかだ。経済的にも外交的にも日中はもはや切り離せないほどの深い関係がある。東アジアの外交の重要度は今後ますます高まるだろう。今回は時間もなくきつい日程で疲れたが、また近いうちに訪問したいと思う。お誘いいただいた岡田克也前代表、お世話をいただいた現地の多くの皆さんに改めて感謝を申し上げる。

 

                                                                                               (おわり)