直球ど真ん中

TOP >  直球ど真ん中 >  センター試験と大雪

センター試験と大雪

  • 2018/01/13

今日からセンター試験。受験生にみんなには持てる力を大いに発揮してもらいたい。

それにしても昨日からの全国各地での大雪の報道が気にかかる。今年のセンター試験も大きな影響を受けそうだ。ここのところ毎年の年中行事。大雪で開始時間を遅らせるなどの措置が今年もなされそうだ。

もっとも寒波の影響を受けやすい時期に行うのだからこればかりは仕方ない。ある意味織り込み済みともいえるがそろそろ対策を考えるべきでないか。

具体的には、センター試験日程を3週間程度早めて12月下旬とするのはどうか。この時期ならこれほどまで雪の心配をしなくてもよいだろう。センター試験を終えて少しだけホッとした気持ちで正月を迎える形にしてもよいのではないか。

2021年1月から現行のセンター試験が廃止され、新たな共通テストが実施される。良い機会だ。高校や大学、あるいは予備校などの協力を得る必要があるが、時期を早め各校ごとの個別の二次試験や私学の試験に備えるようにしたらどうか。

今後、成人年齢が18歳に引き下げられることになるだろう。早ければ2022年にも実施される。高校3年生が対象だ。成人式が今の時期に行われるとすると、大学を受験する高校3年生は、成人式と共通テストに1週間の間に立て続けに出ることになる。これは流石に厳しいし、正直なところ成人式どころでないだろう。

試験を12月に行い寒波の影響を極力回避する。受験生には年末年始に余裕をもってもらい、そして成人式にも少しだけ晴れやかに出席してもらえるようにする。大人の側の都合もあるだろうが検討すべき課題だ。文科省とも議論し、どのような問題点があるのか洗い出したい。