みなさん、よいお年を!
- 2009/12/31
2009年も残すところあと数時間となりました。
今年は何と言っても「政権交代」という歴史的な出来事があった1年でした。政治が変わる、日本が変わる、国民一人一人がその主体者となれる、そんなことが可能なことが立証された年でしたね。
私自身、これまでとは比べものにならないほど多くの方々と話をさせていただいた1年でした。しかし、どの方からも生活の苦しさや将来への不安の声をいただきます。言いようのない閉塞感、重苦しさが日本全体を覆っているように思います。そんな中だからこそ新しい民主党政権への期待を痛いほど感じるのです。
先週、新年度の予算案が閣議決定されました。大変厳しい経済状況の中、予想を上回る税収減もあり、収入を超える国債の発行などをせざるをえない予算編成となりました。しかし、中味を見ると「コンクリートから人へ」の理念のもと、人の暮らし、人の思いに寄り添った予算にしようとの考えが具現化されたものとなっています。苦しいなかにも知恵を出し合った予算案といえるのではないでしょうか。
さて、いよいよ新しい年です。閉塞感から期待感へ、不安から希望へ、そんな年になるといいですね。みなさん、どうぞよいお年をお迎えください。