人を育てる、未来を創る教育
- 2010/01/05
教育とは文字が示す通り、人を教え育てることです。この社会を担っているのは当然、人ですから、人を育てるとは社会の担い手を育てる、すなわち未来を創る営みだと言えます。
子供を教え育むことを通して未来を創る、これが教師の誇りであり、やりがいです。私自身が教職という道を選んだ理由です。みんなそうだと思います。
しかし、この教育をめぐる状況が大変厳しくなっています。教師に対する見方も大変厳しくなっています。報道もネガティブなものが増えているように思います。事実と違った報道番組が当たり前のように放映される現実は残念に思います。未来を創る営みを、おとしめることでよいことがあるとは思えません。
学校が先生方が、誇りとやりがいをもって、目の前の教育に取り組む、教えるプロとしての自覚をもって、子どもや保護者からの信頼に応える、社会全体がそのことをポジティブにとらえ、バックアップする、そうした大きな流れをつくっていくことが、実はもっとも重要で効果的な教育改革ではないでしょうか。そして、そのためには教師自身も今の社会の状況、特に厳しい経済の状況などもふくめ、学校外のことにも精通し、共感する姿勢が必要です。
学校・家庭・地域の連携、社会全体で子どもを育てる、こんなことが言われて久しい。そのためにはそれぞれがそれぞれの存在の大きさや努力を認め、尊重しあうことが必要です。
みんなで力をあわせて、子どもたちを健やかに育てていきたい。私の夢であり、目標です。