稀代の悪法
- 2013/12/06
衆院で内閣不信任案が提出され、この後審議となるでしょう。
参院本会議での「特定秘密保護法案」の審議はその後となります。
昨日の同法案審議をする特別委員会。僕も委員会室に詰めていましたが、何も聞こえない、何も分からないまま、採決がなされたとのこと。
議事録の未定稿版をみましたが、議事録上も「…」確認できず となってます。
今日も国会周辺はすごい人。すべてが法案に反対する人たちです。
みなさん、もう一度法案の危惧される点、その一部について簡単に書きます。
秘密の範囲は不明瞭です。言い換えればどのようにでも拡大できる余地が残されています。
何が秘密であるのかは知らされません。
秘密の公開は5年後ということですが、ほとんど5年で公開されるものはないでしょう。
最大60年先まで公開時期は延長されます。
例外規定もあり、永久に秘密のままであることも可能です。
秘密の指定や管理についてチェックする第三者機関は、官僚による仲間内の機関となるでしょう。
総理が第三者なんていう答弁もあったくらいです。
そして、審議の後半でいろいろ示された第三者によるいくつかのチェック機関は法案には記載されていません。不十分であるばかりでなく、単なる口約束です。
一般人が知らないままに秘密に触れ、処罰される可能性もあります。
現代の治安維持法といわれるのもうなづけます。
この悪法成立にこの後徹底抵抗です。