参議院文教科学委員会の法案審議で、安倍総理と教育問題について議論しました。
今回は60年ぶりの改正となる地方教育行政法の最終審議での質疑です。
僕からは安倍総理の教育観、子ども観について聞いたうえで、教育の改革は子どもの実態に即し、慎重に広範に、議論していくことの重要性を訴えました。
また、政治は教育に対し、常に謙虚であるべきであること。そのうえで、集団的自衛権の行使容認にもふれました。
解釈改憲によって、危険な状況に置かれるのは現在の若者たちであり、子どもたちです。
いつか来た道をまた歩くことのないように、今回の議論を教育に持ち込まない、憲法解釈の変更が教育内容の変更につながらないように釘を刺したつもりです。
教育委員会制度改革案には反対票を投じましたが、賛成多数で可決。議論がまた十分でなくきわめて残念です。
今後、施行に至るまでの検討のなかでも、引き続き意見を申し上げていきたいと思います。