国立競技場建設について議論!また教職員定数確保について決議を採択しました!
- 2015/06/03
6月2日の文教科学委員会。蓮舫議員とともに、まずは新国立競技場の建設問題について議論しました。
先日の委員会では建設の技術的な問題などについて質しましたが、今回は主にコストの問題。
1625億とされていてさらに膨らむと予想されている建設のための工費が何を指すのか?
この工費には、一般に国立競技場と呼ばれる陸上競技場本体だけでなく、周辺の公園やアクセスのための施設なども含みます。神宮外苑には、他にも国立のラグビー場、テニス場、あるいは宗教法人明治神宮が所有する神宮球場などがあります。当然ながらこうした施設も含めた全体としての整備計画があり、そのひとつとして国立競技場の整備も位置づけられるはずですが、このあたりがまだ明確になっていません。
そもそも今回の競技場建て替えは何もオリンピック・パラリンピックのためだけではありません。オリパラではメインスタジアムとして使われますが、その後も様々な用途に活用される多目的の競技場です。責任の主体はオリンピック組織委員会でも東京都でもなく、あくまでもJSCであり文部科学省です。このことを押さえる必要もあります。
新国立競技場整備は与党時代から、われわれスポーツ議連関係の議員の悲願でもありました。なんとか多くの国民の理解を得て、後世にわたって国民に愛されるスポーツの殿堂をつくりたい!
そんな思いで質問をさせていただきました。
後半には、教職員定数改善の必要性について、財務省、文科省と議論しました。この日、文教科学委員会で教職員定数充実に向けた決議を院の総意として採択しました。今後この国会決議に基づいて子どもたちのための教育条件整備をすすめるよう行政府には強く要請します!