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敬太君の命を無駄にしないために。

  • 2016/12/30

今年10月に愛知県一宮市で「ポケモンGO」をしながら運転していた男の車に、下校中の小学4年生の則竹敬太君がはねられて亡くなるという事故がありました。

昨日、則竹君の自宅を訪問し、敬太君の遺影に手を合わせてきました。

お父さんの崇智さんとは以前から面識があり、事故に対する無念の思いや「ながら運転」撲滅に向けた活動の様子などをお聞きしました。

事故当時の痛ましい様子、事故に居合わせた兄の悲痛な様子、遺品となった形の変わった水筒、傷だらけのランドセル、お父さんやおじいさまの悔しさや癒えることのない心の傷に触れて、改めて子どもの事故防止に対する活動の重要さを痛感しました。

その後、事故の現場も訪れました。見通しのよい道路で、しかも横断歩道。ルールを守る子どもがルールを守らない大人に命を奪われる。こんなことがあっていいのでしょうか。

今年の臨時国会でも、いわゆる「通学安全法案」を提出しました。今回の話を聞いて、次の通常国会では成立に向けてさらに力を注いでいかなければならないとの思いを強くしました。

党の議員連盟の議論にも、今日の経験を生かしていきたいと思います。

子どもたちのかけがえのない命を守ること、これ以上大きな政治の役割があるでしょうか。