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国会最終盤

  • 2018/12/07

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昨日の文教科学委員会。中教審で議論されている働き方改革について、基本的な考え方について文科大臣に質しました。

論点は大きく3つ。1966年の教員の勤務実態に即してつくられた給特法について。中教審で示されたガイドライン素案における労働時間の上限規定について。1年間の変形労働時間制について。以上の3点です。

50年以上前の学校の勤務実態に応じてつくられた給特法。教員の自発性、創造性ある働き方を職務命令に基づく勤務になじまないとして、時間外手当を支給しないことが規定されました。今回のガイドラインで示された上限はあくまでも厳格な勤務時間管理が前提です。この矛盾について質したところ、ガイドラインでいう勤務時間とは在校等時間であるとの答弁があり、当日の特別部会でもその点が説明されたとのことでした。

変形労働時間制についても業務改善なくして導入の意味なしと申し上げ、業務の精選や徹底した労働時間の上限設定ののちに行うとの方針が示されました。導入時期は21年を想定しているとのことでした。

引き続き委員会等の場で議論します。

さて、今日は臨時国会最大の山場。先ほど常任委員長の解任決議を出し、私が賛成討論をしました。この後も夜中までぎりぎりの攻防が続きます。