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震災から6年半。福島へ。

  • 2017/09/12

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9月10日。福島県喜多方市にやってきた。民進党の野球チーム。民進カチマスの遠征試合だ。相手は会津の少年野球チーム、会津ホープス。リトルシニアに所属する強豪中学生チームだ。

今回の遠征はあくまで私的な活動だが、チームキャプテンでもある前原誠司代表も試合後から合流予定。公務で参加できない仲間も多く、メンバー的には寂しかったが、地元選出の小熊しんじ衆議院議員の取り計らいで、充実した遠征となった。

昼過ぎに現地に着き、やはり先ずは喜多方ラーメンとソースカツ丼。その後球場へ。スタンドや掲示板もある黒土の立派な球場だ。我がチームのメンバーだけでは試合ができないので、地元の地方議員の皆さんにも助っ人として参加していただいた。

ゲームは序盤は緊迫した内容。階政調会長の好投が続き、私も先制の一打。試合中盤からは日頃の運動不足が響き、ジワジワと点差を広げられ、最終的には3-10で敗戦。その後、市内で懇親会。相手チームには、大熊町、楢葉町、浪江町などから避難してきている子どもたちもいる。小学生2年生で被災したというR君。今は会津に馴染み、この地から高校進学を目指すという。頑張ってほしいものだ。ある保護者は大熊から避難しているが会津の住民に温かく迎えられている環境への感謝を語っていた。屈託のない子どもたちと明るい保護者、またいつか再会したいものだ。

翌日は、代表に同行して大熊町役場に出向き、町長らと意見交換。震災からちょうど6年半。未だ1人の住民も故郷に帰還できない現状。支援の必要な状況を細かく聞き、対応策について協議した。

中身の濃い福島での2日間。