教員免許更新講習漬けの盆休み
- 2017/08/13
お盆休みですね。
この期間も、盆踊りや地元の行事に呼んでいただいていますが、いつもよりは時間的に余裕があります。
空いた時間を利用して、「教員免許更新講習」を受講しています。
自宅で受講可能ないわゆる「eラーニング」での受講。
30時間ほども受講する必要があるので、こうした盆休みを利用しないと時間が確保できません。
私はこの教員免許更新講習の実施には反対しています。
第一次安倍政権下で法制化された制度。当初は国による教職員の管理統制強化が目的であったことは明らかでした。
制度が始まってこれで丸9年が経過しようとしています。
今回、私自身が更新時期を迎えたこともあって、講習を受けてみたうえで具体的な問題点や改善点を文科省に働きかけようと思ったことが動機です。
多くの現場の先生方が受講しているのに、自分が受講せずにものを言っていてもリアリティがないと考えました。
さて、先ほどまでは「日本語教育が必要な児童生徒への指導」という講義を受講しました。
日本語教育が必要な児童生徒への対策強化は、国会の場で訴え続けてきた事柄です。
愛知県は、全国で最も該当する児童生徒が多い県であり、名古屋や豊橋、豊田などでは大きな課題となっています。
改めて、国や県における実態や必要な施策などについて学ぶことができました。教員免許更新というより、議員としての活動に直結する内容で参考になりました。
ネット上での講義受講も大きなストレスはありません。内容も工夫されていてわかりやすい。制度実施を受けて講習の提供元が数年にわたり、苦労しながら講習そのものをブラッシュアップしてきたことがわかります。
それにしても、受講料の3万円は負担感が大きいですね。ネットでの受講であり、システムの導入もほぼ完成している状況のなかで、一人3万円の費用がなぜ必要なのかは疑問です。利潤を目的としているのならば別ですが…。
さて、まだまだ講習は半分も終わっていません。16日が受講期間の終了日なので焦ります。今夜も盆踊りの後に数時間は受講することになりそうです。