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春の取り組み、真っ最中!

  • 2010/03/18

 春闘期です。大手企業ではいわゆる集中回答がありました。
 大半が定昇維持を基本とした回答であったようです。厳しい環境の中、賃金の減少だけは何とかくい止めようと、それぞれの産別・労組ではギリギリの折衝があったことでしょう。まずはお疲れさまでした。
 今後は中小を中心に、春の取り組みが続きます。各組織のご奮闘をお祈りします。
 公務員を中心としたいわゆる官公では、人事院や人事委員会勧告で、民間給与と公務員給与との比較がされ、その数字に基づいて交渉し、給与が決定します。比較方法にさまざま問題はあるものの、基本的には勧告の内容が尊重されます。それがルールだからです。
 しかし、昨今、この人事委員会の勧告に基づいて決められるシステムが機能していません。自治体が財政難を理由に、勧告とは関わりなく、独自の給与カットを行うからです。この愛知や名古屋でも大規模なカットが続いています。かつてはこのような措置は「掟破り」的なとらえがされていました。しかし、最近では、給与カットは当たり前、むしろカットしていない自治体は体面を保てない、そんな雰囲気さえあります。
少なくともルールは守る。それができないなら給与決定のシステムを考え直す、こんなことも必要だと思います。
 
 今日は連合愛知の官公部門の決起集会があり、私も参加してきました。
 連合愛知の神野会長にお会いしたので、握手をしました。
 「斎藤君は手が冷たいなあ。握手のときの手は暖かい方がいいけどな あ。」
 「会長、手が冷たい人間は心が温かいんですよ。(笑)」
 出会った人に手を差し出して握手をしてもらう。こんなことにも少しずつですが慣れてきました。