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「人」と「ものづくり」

  • 2010/04/23

 
 今日はトヨタ自動車労組さんの評議員会にお邪魔しました。
 規律正しく、整然とした会の様子に、知らず知らずのうちに緊張感が高まりました。
 会の中で、あいさつの機会をいただきました。私からは「人」と「ものづくり」についての自分自身の思いや政策を話させていただきました。
 この国の最大唯一の資源は「人」であると思います。そうした意味では、民主党が進める「人への投資」そのものの考えは決してまちがっていないと思います。
 すべての出発点は「人材育成」「教育」にあります。人材の育成や人づくりと言っても様々あります。学校教育しかり、企業の人材育成しかり、社会教育しかりです。この国の持続発展を図るためには、こうした「人を育てる」ことに力点を置いた政策が必要であると思います。
 そして二つ目は「ものづくり」によって発展してきたこの国、この地域の将来をどう形作っていくかという点です。技術革新への支援、税法上の措置、人材育成、そして、市場規模を維持していくための少子化対策なども必要でしょう。
 しかし、もっとも必要なことは「よい製品を作って売る」というものづくりのDNAを大切に継承していくことだと思います。開会前の委員長との会話の中からもそんなこを強く思いました。
 10年先の安心を得るためには、「人」と「ものづくり」をはじめとした産業への投資や対策をきちんとしていく、まさに政治の役割であると改めて強く思いました。