日本語の中の英語
- 2011/02/17
「この考えについてのエビデンスを示したのがこの表になります…」とある方。
「エビデンス?聞いたことあるぞ何だったっけ?みんな知ってるのか?」と僕。確かめる間もなく、話はそのまま続いていく。
後になってふと思いだし、電子辞書で調べると、「エビデンス=証拠・根拠」
なるほど。根拠か…。そういってくれればいいのにな。
議員仲間や官僚のみなさんの会話には、英単語がよく出現します。さっきまで目を通していた書類にもいろいろ出てきます。
「イコールフッティングの観点から…」
イコールフッティングって分かります?普通分からないでしょう。
調べていませんが、多分、条件を同じくするという類の言葉だと思います。
「マター」なんて言う言葉も、少なくともこれまで僕のいた職場では使うことはありませんでしたが、今ではそんな僕でも普通に使います。
「それは官邸マターだな。」といえば、そのことは官邸が管理すべき事項であるという使い方です。
日本語の中の英語は、確かに短い言葉で端的に意味が伝わる。あるいは微妙なニュアンスの違いが伝わるなどの利点があることも確かですね。
いずれにしても、地元での国政報告会ではこうした言葉は使えない。
特別な状況をのぞいて、わかりやすい日本語で伝えることが一番いい。
それってファクトです。