南相馬へ。
- 2011/04/18
津波被害に遭った南相馬市の海岸近くへ。
近日中に捜索活動が行われるとのこと。自衛隊の皆さんを中心にがれきの整理も進んでいるようですが、十分でないのは、原発30キロ圏内だからでしょうか…。
しかし、立ち入りが禁止されている20キロ境界まで行ってみましたが、空気中の放射線量は1マイクロシーベルト以下、発電所からの距離と放射線量との間にはそれほど強い相関関係もないようです。
20キロとの境界には、警察の方が立って立ち入りがないように厳重に警戒してみえました。右の写真は川を隔てて避難区域とのこと。もともとあった鉄製の橋は数百メートルも上流に流されていました。
県道沿いには、ファミリーレストラン、回転すしなど、どこにでもある普通の光景が広がっています。しかし、回転している店は当然ながらありません。車の通行量は比較的多い。地元の方の話だとつい先日までは車で行きかう人もほとんどないゴーストタウンだったとのことでした。
津波の被害に遭ってない地区は、住宅の瓦が落ちたり、塀が崩れたりしている状況が散見できますが、揺れで家が倒壊しているようなところは見当たりませんでした。