直球ど真ん中

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ベンチの奥でどっしりと…。

  • 2011/06/24

本当に暑くなってきましたね。本格的な夏の到来です。
暑い日が続くと少年野球の監督を長くやってたころを思い出します。
多くの子どもたちとの熱い熱い思い出の日々です。
悔し涙も、感動の涙もたくさん経験しました。
休みと言えば、正月3が日ぐらい。後はほとんどすべて休日返上での練習。
今、思うとちょっとやりすぎたかなと…。
でも、みんながひとつの目標に向かって、汗を流す経験はかけがえのないもの。そんな経験をこどもたちにさせたい!そんな思いだけで、取り組んできました。
子どもたちには、指導者としての在り方を細やかに勉強させられる毎日でした。
練習の時、ゲームの時、指導者の心の内、表情が鏡のように子どもたちに写り出てきます。
指導者の怒りは子どもたちを萎縮させ、指導者の不安は子どもたちを消極的にします。
少しずつ感情をコントロールしながら、采配をふるったり指導できたりするようになって、よい結果も伴うようになってきました。
ただ、成人した当時の子どもたちに聞くと「先生はただただ怖かった…」なんて答えも多いんですけどね。
偉そうなことを言って恐縮ですが、政治にも、政治の世界の多くの指導的立場にある方にも、あてはまるような気がします。
リーダーは、ベンチの奥でどっしりと、全体を見渡し、決して動ぜず、できれば大らかにあってほしい。
選手みんなが安心します。選手がいい仕事をします。