直球ど真ん中

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補正予算の成立が週明けにずれこむ。

  • 2011/07/21

今日は朝からの予算委員会。
辟易という言葉がまさに当てはまる委員会でした。
委員会の冒頭から自民党の質問。
傍聴席には、委員でない自民党議員が大挙押し掛け、菅総理はじめ閣僚の答弁に対して、すさまじく聞くに堪えないヤジの連発!
総理や閣僚に対して、「北朝鮮に帰れ!」「だまれ!猪八戒!」
人格を損なうような下品なヤジ。
子どもたちには聞かせられない。
委員の質問も、議題となっている2次補正予算とは程遠い内容がほとんど。
ことあるごとに理事が委員長席に押しかけ、議事の進行が止まる。
約束された質問時間は守らない。
事実と異なる内容を、さも事実のように質問に含ませる。
この人たちは、本当に被災地のことを考えているのだろうか?
政局が好きなだけでないか。この委員会の混乱もすべて意図的でないのか。
「そんなことを言うと、予算を通さないぞ!いいのか!」恫喝まがいのヤジからも、そんな思いが透けてみえます。
あまり言いたくはありません。
しかし、それほどまでにこの国会での議論は体たらくです。
与党にも責任はあります。
しかし、この野党第一党では…。
結局、今日の委員会は予定通り進まず、予算案も明日の採決の予定が月曜になりそうです。
政治が復興にブレーキをかけている。ニュースもそう伝えています。
それがなぜなのか。国民の皆さんはわかってくださると思います。
政治家の一人として、本当に情けない一日でした。