「校歌が流れ みな歌うとき」
- 2011/10/21
政調役員会で、正式に文部科学部門と人材科学技術イノベーションPTの担当と決まりました。
臨時国会も昨日開会し、本格的な議論が再開します。
今、まさに予算編成に向け最も大切な時期。
「人への投資」を具現化するために精一杯努力します。
先日、福島の浪江町立浪江小学校へお邪魔しました。福島第一原発にほど近い学校で、今は二本松市内の廃校になった校舎を間借りしての学校再開。
児童数も500人以上の比較的大きな規模の学校でしたが、今は29人。
多くの友達が県内、県外各地にばらばらになってしまいました。
放射線の影響を考慮し、低学年の子どもほど戻れない状況。
通学の不便さ、仮設住宅での学習や生活環境が必ずしもよくはないこと。
校庭の一角には除染のために取り除かれた表土が埋まっています。
プールの水は処理方法がなく、高い線量のまま、事故時以来そのままにされています。子どもたちは、大好きなプールに「近づいてはいけない」と指導されています。
何らかの処理方法がないものか、移動式の処理施設のようなものがつくれないものか。
いずれにしても、子どもたちの日常は未だ非常です。
教室に掲示されていた子どもの句に見入ってしまいました。
「たのしみは なつかしき日を思い出す 校歌が流れ みな歌う時」
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