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村木さんの講演会を開催しました!

  • 2012/01/22

昨日は、民主党愛知県連をはじめ諸団体にも参加を呼びかけ、内閣府政策担当統括官の村木厚子さんを招いての講演会を行いました。
テーマは「共生社会を切り拓くー子ども・子育てと男女共同参画の視点から」でした。
僕自身も、県連の男女共同参画委員長として、会の準備や運営に携わってきました。
例年は県連の所属議員を中心に行う形でしたが、男女共同参画委員会で話し合い、できるだけオープンに多くの方に参加していただこうと、諸団体と連携しての開催としました。
どれくらいの方に来ていただけるか、大変心配しましたが、当日は大盛況。当初の予定をこえる200人以上の方に参加していただきました。
村木さんの講演もわかりやすく、出席の皆さんも大満足の様子。
日本の少子高齢化の現状分析、男女共同参画の実情、子ども・子育て新システム、社会保障と税の一体改革など、現在の我が国の抱えている課題について、多くの方と認識を共にできたと思っています。
また、拘置所での体験談なども大変興味深いものでした。
他にも、印象に残る話がいくつかありましたが、一つだけご紹介しましょう。
日本の出生率の低さと女性の社会進出についての話です。
一般的には、働く女性が増えれば増えるほど、子供を出産する機会が減り、少子化が進行するように思われています。現実は全くの逆。世界的な統計では、女性が働きやすい国ほど出生率が高い傾向にあるのです。
労働力の不足が心配される中、その解決には女性の登用が欠かせません。
女性が持てる力を十二分に発揮できる環境を創ることが、ひいては少子化に歯止めをかけることにつながるとのこと。
また、働く女性の増加は税収の増にもつながり、財政状況へのプラス効果も高いのです。
主要国のなかで、日本よりも女性の就労率が低く、さらに合計特殊出生率が低い国が3つあります。
それは、ギリシャ、イタリア、そしてスペイン。
これ以上申し上げる必要もないですね。
日本の取り組むべき課題は明確です。
次代を担うこどもたちのために!