少し前の話ですが、先輩議員から「週刊誌に斎藤の名前が出てたぞ」と言われました。
週刊誌？俺何かしたっけ？
帰り道にコンビニでその週刊誌を買って、さっそく読んでみました。
自民党の義家弘介参議院議員の寄稿した、教組と民主党を非難する記事のなかに、確かに１カ所だけ僕の名前がありました。
１０月の文教科学委員会で質問に立った二人の民主党議員（一人は僕）がいずれも教員出身者であり、文科大臣をはじめ政府の皆さんと馴れ合いのやりとりをしたとの記述が…。
１０月の委員会。確か、政府に給付型奨学金の必要性を説き、所得連動型奨学金導入の検討を促す質問をしたと思います。
きちんとした答弁をさせるために、事前に質問通告をしたのは事実ですが、それはルールとして行われていること。馴れ合いだとの物言いには納得できませんね。
僕は、自分がよくも知らない他の議員の個人批判をするつもりはありません。
教育者ですから。
ただ…
教員出身の議員の批判をあちこちでしても、何にも変わりません。
そんなことで、現場は変わりますか？
子どもたちが元気になりますか？
先生たちの士気があがりますか？
現場や生活がすべてです。
国会で、現場が変わらない議論ばかりしても仕方ない。
だから、政治への信頼が薄らぐんです。
現場の話を、創造的な議論をしたいと思います。