23日、名古屋JCの皆さん主催の「リアル熟議　IN　みんなでつながるプロジェクト」に参加してきました。
今回の企画は、子どもも大人も一緒になって「地域ぐるみで子どもをはぐくむために私たちができることは」をテーマに、「熟慮」と「討議」、いわゆる「熟議」を通して課題解決を図ろうという取り組みです。
これがなかなか素晴らしい！
老若男女が数グループに分かれて、話し合います。進行役であるファシリテーターのもと、実に深い議論がなされます。正直に大変驚きました。

スクール型の話し合いでは、一部の方の意見が大きく取り上げられ、多くの方は押し黙ったままということもよくあります。
今回の熟議では、すべての方の意見が尊重され、議論の深まりもあり、皆さんに「参加した感」「肯定感」を感じることができました。

イベントの最後にはゲストスピーカーによるシンポジウムも。僕もゲストスピーカーとして参加させていただき、これからの地域ぐるみでの教育の在り方について持論を述べました。

写真はその時の様子です。右から鈴木寛元文部科学副大臣、斎藤、寺脇研京都造形大学教授、吉田博彦中教審特別委員　です。
それにしても、会の計画・運営をされたJCの皆さんのご努力に改めて敬意を表します。
こんな取り組みが全国に広がることを願っていますし、僕自身もできる範囲で協力していきたいと思っています。