はとり中学校の卒業式に行ってきました。
- 2013/03/07
昨夜中に地元に戻れなかったので、今朝6時台の新幹線に飛び乗って名古屋へ。
母校である名古屋市立はとり中学校の卒業式に出席してきました。
名古屋市内指折りのマンモス校。今年は319人の子どもたちが卒業します。
卒業式は厳粛な雰囲気のうちに無事に終了。
卒業式は無事に終わるのが当たり前と思われるかもしれませんが、多分先生方にはそんな意識はありません。
特にわが母校は、僕が在籍中からやんちゃな子どもが多く、なかなか指導が困難な学校です。
無事に子どもたちを送り出すことができて、本当に一安心といったところでしょう。お疲れ様でした。
今年も卒業生、在校生とも、歌がよかったですね。
特に最後、卒業生が保護者席に向かって歌った様子を見て、感動しました。
とにかく、後輩たちには、この厳しい世の中を、自分らしく、そして幸せに生きてほしいと願うばかりです。
この若い世代のために政治は何ができるのか。
教育格差が叫ばれる中、現政権下で進められようとしてる施策は、何か役に立つのだろうか。
彼ら一人一人の顔を見ていて心からそう思いました。
教育の最前線は川のようなもの。
流れの中で、子どもと子ども、子どもと教師、教師と保護者、それぞれがぶつかりあって、少しずつ丸くなっていく。そして大海原に卒業していくことが理想です。
総理も大臣が一週間でもいいから、こういう学校で子どもたちと格闘した経験があれば、多分、おっしゃることはずいぶん変わることでしょう。
生の教育現場はある意味命がけです。
新たな教科を増やすとか、何とか教育をすすめるとか、教育委員会をなくすとかなくさないとか、そんなことで変わるものではありません。