今日10日は、「今日は交通事故死ゼロを目指す日」です。
今朝も、早朝から交差点等で交通安全を呼びかける地域の皆様がおおぜいいらっしゃいました。
自宅付近では、いつもより通学途中の子どもたちが多い感じ。
小学生も中学生も１年生が新たに加わって、いよいよ新学期の始まりという雰囲気ですね。
さて、本日夕刻に「通学安全議連」を開き、参議院法制局の皆さんと協議し検討してきた「通学安全確保法」の最終的な議論を行います。
野党となった今、この法案が日の目を見るかどうかは不確かですが、しかし、何とか子どもの交通安全の重要さについて、皆で考える契機としたいと思っています。今や我がライフワーク。がんばります。
昨日９日の朝、全国で通学路の一斉取り締まりが行われました。全国で３０００カ所、１５０００人の警察官を投入しての取り締まり。
投稿時間帯のスクールゾーンへの進入禁止を守らないドライバーなどに対するものです。
警察庁では、このところ通学路の交通取り締まりを強化していますが、このように全国で一斉に取り締まりが行われるのは実は初めてのことです。
少しずつ少しずつ変わりつつあります。
冒頭申し上げた「交通事故死ゼロの日」。
昭和４３年に制定されたと記憶していますが、それ以降４５年。「交通事故死ゼロの日」に交通事故死がゼロだった日は一日もありません。
事故後３０日以内に亡くなる方の数を除いて、一日に交通事故で亡くなる方の数は１２人、つまり２時間に一人。半数以上は歩行者、被害場所の大半は生活道路。
今日もたくさんの子どもたちが危険な通学路を歩いています。