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国立競技場問題、大臣の責任を問う!

  • 2015/07/28

国立競技場の建て替え問題。総理の白紙撤回宣言があって後、ますます混迷の度合いを増している。
報道では、担当の久保局長が辞職。事実上の更迭とされている。
ちょっと待て!この問題の責任者はいったい誰なのか?
担当局長をトカゲのしっぽ切りのごとく更迭することよりも、もっとも重い責任をもつ下村大臣こそが辞任すべきではないのか。
部下に責任を負わせて自らは責任をとらず、こんなことが組織として許されるのか。
いや、組織というよりも人としてと言ったほうがいいいかもしれない。人として許されるのか。
政治主導で進められてきた今回の建て替え計画に経緯を見る限り、役人一人に責を負わせることは酷すぎる。
そもそも競技場建設計画の白紙撤回の詳細については、所管する文教科学委員会でも何の説明も受けていない。
これまで委員会で示してきた政府の考えが根底から覆った今回の白紙撤回。
その経緯や今後の方向性を国会の場できちんと示すことは政府、与党としての義務だと思うがいかがか。
安倍政権の無責任体質が表出したとも言える今回の辞任騒ぎ。国民の皆さんはどう思われるのだろうか。