国立競技場の改築問題。まだまだこれからのようです。
- 2015/07/17
新国立競技場の改築について検討する党の会議です。新聞等では政府が建設計画の見直しをすすめる旨の報道がなされています。
今日は、その見直しの方向について議論をするつもりでした。しかし、今日の10時30分の時点で、文科省や日本スポーツ振興センターの担当者は、建設見直しについて何の指示も問い合わせも受けていないとのこと。
しかも、設計段階からの新たな見直しは、例えラグビーのワールドカップの新国立での開催を見送ったとしても困難との認識を示しました。
金額よりも工期の問題を強調しています。設計などの事前のやりとりに最低19ヶ月、工事の最低41ヶ月、合計60ヶ月、すなわち5年かかる。つまり来月からスタートしても2020年夏のオリンピック、パラリンピックには間に合わないというのです。
では、あの報道は何なのか?
見直しはなされないのか?
結局、巨額な工費をかけて計画通り工事を行うのか?
いったいどうなっているのか???
文教科学委員会などで、計画の見直しについて具体的に提言してきましたが、さらなる働きかけが必要ですね。