「立とう!女性たち!」を開催しました。
- 2015/09/30
事務局長を務める党の男女共同参画本部。先日、この推進本部主催で「女性のための政治スクール キックオフセミナー 立とう!女性たち!」を開催しました。
同志社大学の浜矩子先生の講演や識者・枝野幹事長らによるパネルディスカッションなど、なかなか面白い企画だったと思っています。
ふむふむと納得しながら聞いた内容の一部です。
「経済学上でいう非貿易財の特徴は、移動性が低い、適応力が低い、脆弱で壊れやすい、まさに日本の男性そのもの」
「外国に積極的に出ていくのは女性。世界中のこんなところに日本人がいるのかと思ったことが何度かあるが、そのすべてが女性だった」
「女性の能力が高いからその進出を恐れる男性から差別される。男性社会の自己防衛本能が女性差別だ」
「語学も女性のほうが得意。日本にいては認められない女性たちが海外に出るケースが多い」
「女性は東京に出てくると帰らない。今の政府の政策は、女性をいかに東京に出させないか、いかに若いうちに子供を産ませるか、いかに地方に戻すかだ」
「地方に定着する女性を増やすには、地方議員の女性比率を高める、役所の女性管理職の比率を高めることが大切。地方を守ることにつながる」
「世界的にみて、男女の稼ぎに格差が大きい国ほど貧困の傾向」
「クォータはもう古い。これからは男女同数をめざすパリテだ」
いずれも自分のメモを頼りに書き起こしたので、実際の先生方の発言とは違う部分があるかもしれません。
どちらにしても政界も経済界も男性中心の世界はもう限界。
女性自身が訴えるより、私たち男性が訴えるほうが伝わりやすいと思ってます。
ただ…。この企画に参加してくれた100名を超える方のほとんどは女性でした。枝野幹事長以外で出席の男性議員はざっとみたところ福山哲郎参議院議員くらい。(他にみえてたらごめんなさい)
男性対象にこうした企画を考える必要もあるかな。