初講演に緊張!
- 2009/11/09
先日、愛知県産業労働センターで開かれた「父母と教師の教育を語る会 県教育研究集会」の特別集会で講演をさせていただきました。自分にとっては初めての経験で、大変緊張しました。
話を聞いてくださったのは、小中学生のお子さんを持つ保護者や先生方、労働界のみなさん、市町村の教育委員会のみなさんなど…。どんな話をしようかと数日前から悩みましたが、とにかく学校現場の実情を素直に話して、いろいろと意見交換できればと考え臨みました。
教師をとりまく状況が年々厳しくなり、公立学校の教員が年間に5000人も精神疾患で休職をしていること、教師の社会的な信頼と地位が大きく揺らぐなか、教師それぞれが専門性を発揮し、「先生はすごいな」と保護者からも子どもからも頼られる存在になるしかないことなどを自分の思いも含めて話しました。
やはり先生は、まず授業、授業のプロになる。「わかりやすい」「楽しい」という言葉が子どもから出てこなければプロとはいえないと思います。そして、子どもの心を理解するプロになる。子ども世界の空気が読めることも必要な素養だと思います。そんな先生方への思いもエールとしてお送りしました。
これからもこんな機会を通して、多くのみなさんと教育の問題、課題について議論しあいたいものです。