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若い先生たちへのエール

  • 2010/02/04

 今日は、瀬戸と名古屋で、組合主催の若い先生方の会に出席しました。
 いずれも、仕事を終えてから集まり、レクリエーションなどを通して交流を深めていました。瀬戸では約80人、名古屋では約200人のほとんどが30才までの若い先生たちです。
 それにしても、学校現場では数年前に比べると、こうした若い先生の割合がずいぶん増えました。退職を間近にされたベテランの先生と就職間もない若手の先生が増え、中間世代の先生が減りました。子どもの多い時期に大量に採用されたベテランの先生が退職され、かわって新採用されるわけですから、当たり前といえば当たり前のことです。
 私が若い頃には、学校にいわゆる中間世代の先輩が多くいました。比較的年も近く、授業のこと、生徒指導のこと、部活動の指導など多くのことを直接学ぶ環境がありました。今は先生方の年齢構成も変わり、こうした「学び」がしづらいとの指摘もあります。
 教員は現場で育つともいいます。教員の「学び」や「育ち」のために組合ももっともっと存在感を発揮する必要があるのではと思いました。
 いずれにしても、次代を担う若手の先生たち、とにかく多くの仲間から学び、多くの子どもから学び、子どもたちに信頼される先生としてがんばってほしいと思います。今日のみなさんの元気、明るさなら大丈夫です。
 常に、一生懸命、真剣に、子どもたちに向かってください。子どもは未来そのものです。教育は未来を創造する営みです。でっかい夢です。教師受難とも言われる時代ですが、誇りを持って、みんなでがんばっていきましょう。