労組の学習会に参加
- 2010/02/08
今日は、WINCあいちで開催された全日通労働組合の労働学校にお邪魔しました。
とにかく会場がいっぱいで、立ち見?がでるほどの盛況ぶり、確かあのホールは800人くらいの定員だったと思うので、それ以上に参加者があったと思います。春闘に向けた学習会ですが、予定以上に組合員が集まるのですから、日通さんもすごい組織ですね。
短い時間でしたが、参加の皆さんに自分なりの抱負を述べました。「労組者に実感のない景気拡大」と言われた小泉構造改革路線、増えるGDPとは裏腹に、労働者の賃金は総じて減り続けました。私は、あの時代を発端に消費が冷え込み、内需が減少し、格差が拡大し、現在のデフレ状況が始まったと思っています。明らかな失政でした。先日、テレビ番組で当時の竹中大臣が「構造改革によってこんなに株価も上がった」などと言われてましたが、そのことの恩恵を本当に日本の国民が受けたのでしょうか?
労働者の賃金向上は、景気回復への重要な手だてです。業績が芳しくない中、どのようにバランスをとっていくか、労使が知恵を出し合う時です。
各組合の皆さんの春闘でのご奮闘、心よりご期待、ご祈念申し上げます。