昨日のことですが、この春をもって退職された高嵜師郎先生の退職を慰労する会に参加しました。
　最後に勤務されていた常安小学校のソフトボールクラブの保護者が中心となって企画された会で、多くの卒業生も参加、総勢１００名ほどの盛大な会でした。どんな校長が退職したってこんな会はないだあろうなと思うくらい盛大でした
　たくさんの卒業生の子どもたちのスピーチにも感動しました。
　高嵜さんは知る人ぞ知る小学校女子ソフトボールの名指導者です。僕が思うに日本一の指導者です。監督として全国大会での優勝経験もあり、北京オリンピックの金メダリストのなかにも教え子がいます。
　僕とオヤジ（以前からそう呼んでましたので）の出会いは、僕が名古屋市立村雲小学校に新任教師として着任したときです。長い髪で一風変わった風貌に「なんだ？このおっさんは？」とさすがの僕もちょっとびびりました。
　一緒に野球部の指導をするようになり、当然ながら多くの時間を共に過ごすことになりました。当時は授業後１９時過ぎまで、土日もなく練習に明け暮れていましたが、それが当たり前なんだと普通に思っていました。しかし、それは単に「高嵜流」であったことに後から気づきました。独身時代の青春を返せ！といったところかも…
　そういえば、部活の後に遊びに行ったり、飲みに行ったりして、よく学校に寝泊まりしてたなー。オヤジの奥さんのさちこさんがよく怒ってたっけ。
　２年目からは僕は男子と野球、オヤジは女子とソフトボール、それぞれどちらが強いチームを作るか、真剣に争ってました。男子対女子でソフトの試合をすることもありました。名古屋一強かった野球部（男子）が、ソフトボール部（女子）に負けることもあるんです。本当に
　いずれにしても、僕の教員人生に大きな影響を与えてくれた恩人の一人であることに間違いはありません。
　こんな多くのすばらしい仲間たちとの出会いが今の僕を支えてくれています。
　オヤジ、教員生活お疲れさまでした、これからはさちこさんを大事にしてよき家庭人になってください