討論会へ出席!
- 2010/06/11
今日は、大きなイベントが2つ。
ひとつは、愛知県歯科医師連盟主催の「立候補予定者の抱負を聞く会」です。
連盟からは今回の愛知選挙区の立候補者3人に推薦が出ているようです。
僕と、同じく民主党の安井さん、自民党の藤川さんの3人が、並んで順番に政治信条や社会保障、とりわけ歯科医療についての考えを述べました。
僕自身も、社会保障制度の充実、特に医療の問題については、大変関心がある分野。歯科医の先生方に直接お訴えが出来る貴重な機会ということもあって、前日は夜なべして勉強を…。
その成果があったかどうかは正直分かりませんが、医療の問題に対する強い気持ちだけは分かっていただけたのではないかと思います。
歯科医さんの業界は、構造的にも制度的にもかなり厳しい状況にあります。歯科医自体が過剰供給にあるにもかかわらず、ここ10年ほども歯科医療費の総体は変わっていない。つまり、歯医者さんは増えたが、パイそのものは横這いで、1件あたりの収入は総じて減っている。
だいたい、子どもたちの虫歯の状況1つ見ても、以前とは違って大変改善されてきている。DMF指数は10年で半分くらいになっているはずです。
これは、歯医者さんを中心とした啓発活動の賜物だと思いますが、この事の評価が低すぎるとも思います。
あとは、歯科と体全体の健康との相関関係についても述べました。
8020(80歳で20本の自分の歯を)の達成者と未達成者との間では、介護を受けるものの割合が明らかに違います。達成者の中の例えば85歳の人の要介護率は15%ほどなんです。
虫歯や歯周病が心臓疾患や糖尿病にもつながることも明らかになっています。痴呆なんかとも関連があるんですね。歯科と全身の健康との関わりがこれほど深いんです。
かつて廃案となった「口腔保健法」についても成立が必要なのではと思います。
最後に、皆さんに申し上げました。支援をいただくために業界の利益誘導をするための代弁者にあるつもりはなく、皆の生活がよくなる、皆の健康が増進される、そのために必要なことであれば全力で取り組んでいきたいと…。
以前通っていたご近所の歯医者さんにも久々の再会。吾激励をいただき嬉しかったです。
貴重な機会をいただいたみなさんに改めて感謝します。
その後、JC主催の公開討論会へ。
7人の立候補予定者が顔を揃えました。初めてお会いする方も居ました。
今後もあと2回、同様の会が開かれます。会の内容については、改めてお知らせしたいと思います。
こちらも貴重な機会をくださったJCの皆さんに感謝感謝です。ありがとう。