任せる、見守る、親でありたい!
- 2010/07/28
今日も1日、地元での活動です。
明日からは、しばらく東京になりそうです。
その前に、出来うることを少しでも…。
さて、今日もいろいろなことがありましたが、些細な一場面から感じたことを書き記します。
昼ご飯に入ったセルフサービスのうどん屋さん。
僕の前には、一組の親子連れ。
高校生くらいの男の子と、比較的若めのお母さん。
好きなうどんを受け取って、おかずやらおにぎりやらを自分で選んで取る、最近よくあるタイプのうどん屋さんです。
親子連れの後ろは、列が出来てやや渋滞気味。
動きが遅いナーと待ちながら様子を見ていると、時間がかかることに納得。
出てきたうどんを受け取るのもお母さん、おかずやおにぎりを選ぶにしてもどれにするかを息子に聞いて手を動かすのはお母さん、挙げ句の果てに、ネギなどの薬味を入れるのまでお母さん。
その間、彼は、問いかけに応えるだけ…。
子どもを可愛がることは大切です。しかし、過度な干渉や不必要な手出しは、依存心ばかりを強め、子どもの自立を妨げることにつながります。このことが、自分では何も判断できない、忍耐ができない、人に頼るばかりか何かあると人のせいにする、そんな子どもを育てることになってしまうのではないでしょうか。
僕の考えすぎかも知れませんが、特に母と息子の間でこうした傾向が顕著なように思います。
心配なのは分かります。可愛いのも分かります。放任(虐待の一種ですね)ばかりの親よりはずっとましだとも思います。しかし、子どもたちは親が気づかなくとも成長しているのです。思い切って子どもに任せる、子どもにさせてみる、それを見守る、そんな親の姿勢が大切なのではないでしょうか。
少し偉そうなことを書きました。どうぞお許しください。
しかし、教育の原点は家庭です。特に親子と関係が子どもの将来に大きな影響を与えることは自明です。多くのみなさんと、こんな問題についても大いに議論したいものですね。
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