直球ど真ん中

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円高に一言

  • 2010/08/12

ただいま新幹線にて地元へ戻る途中です。
昨日は仕事を終えた後、有楽町の家電量販店でお買い物。お世話になる議員宿舎の部屋がやっと決まったので、必要な電化製品などを見に行ってきました。
テレビや洗濯機などを購入しましたが、それにしても凄い品揃え!こういったお店が久々だった自分にとっては、ある意味衝撃的でした。テレビの機能等もすごいスピードで進歩してるんですね。噂の3Dテレビも試聴しましたが、あんなのディズニーランドでしか体験したことなかったのに…。
日本製品を買い求める外国人も多く、日本のものづくりのわざの素晴らしさを垣間見た思いがしました。
さて、こうした日本の製造業をある意味で脅かす事態が起きています。大変な速さで進む円高です。
85円を越え、一部のエコノミストは70円台も間近とコメントしています。
私は経済や金融の専門ではありません。素人だからこそ、この円高には合点がいきません。
円の強さが報じられている新聞の同じ面には、900兆を越えたこの国の借金を憂う記事がある。
確かに欧米に比べ日本の金融機関の経営は健全なのかもしれない。しかしデフレ不況に苦しみ、景気回復へのきっかけがなかなか掴めない経済状況にあるのも確か…。
それなのになぜ?と思うのは僕だけではないと思います。
やはり欧米の自国通貨安を是認する政策が大きな要因なのだろうか。だとしたら日本はこのまま黙っているだけでよいのだろうか。具体的な対策やせめて強いアピールの必要はないのだろうか。
輸出関連の製造業を中心に少しだけ明るさの見えてきた状況に、この円高が冷水を浴びせるようなことにならないよう、願います。
今日の夕刻、野田財務大臣が記者会見を開かれるようです。この知らせを受け、やや円安にふれているみたいですが、本当に為替そのものがちょっとした報道などに敏感に反応し過ぎるきらいもありますね。これもグローバル経済の宿命か…。