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鈴木章先生との意見交換会

  • 2010/10/14

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今朝は文部科学の部門会議。
先日、ノーベル賞を受賞された鈴木章先生がみえて、受賞にあたっての思いの一端を述べられた。
訥々とした話しぶりに暖かなお人柄がにじみ出ていて、この方ならばさぞ学生たちに慕われたことだろう。
鈴木先生や同行された野依良治先生のご発言を聞くにつけ、この国は人材育成がまさに生命線であり、科学技術力がこれまでもこれからも国力の要であるとの意を強く持った。
それにしても、日本で研究されたノウハウの多くがアメリカ・ドイツ・スイスなどの諸外国で医薬・農薬などの開発につなげられている現実はやはり残念だ。
今日の会議でも言及されていた「国立研究開発機関」を創設して、学術と企業・産業のジョイントをはかっていくことも確かに有効だ。あとは費用対効果がどうかと、他の手立てがないかどうかを議論していけばよい。