岡田幹事長との懇談と谷さんの引退
- 2010/10/16
昨日は大きな出来事が2つありました。
ひとつは岡田幹事長との懇談です。幹事長室に足を踏み入れるのはもちろん初めて。特別な調度品もない部屋ですが、歴史の匂いの感じられる重厚な部屋でした。
1年生議員が政権政党の幹事長と懇談する。こうした場があること自体、民主党がいかに開かれた政党であるかがおわかりいただけると思います。
「斉藤さんのとこには選挙中に応援に行かなくて申しわけなかったなー」との一言を頂いた後、2点について意見を申し上げました。
ひとつは、ねじれ状況下における国会運営について、特に、民主党として譲れない理念を野党に迎合することなく守って欲しいこと。
そして、議論が進められている子ども手当の現物部分について、早急に方向性を見いだしていかないと、自治体が対応しきれないこと(例えば給食費の補助に回す場合など、新しいシステム構築には時間がかかること)などです。
幹事長からは、
「法案や予算の成立に向けてはある程度の譲歩はやむを得ない。まずは結果を出していくことが大切である。」
そして、子ども手当の件については、
「確かに12月でも間に合わない。急ぐ必要はあるが時間は必要だ。」との旨の話をいただきました。
いい加減なことは決して口にしない。きわめて実直な方でした。
そしてもうひとつ。夕刻に、同僚の谷議員の柔道選手引退の報が!
さぞ、苦渋の決断であったろうと思います。精力的に議員活動に取り組んでみえたことは、様々な会でご一緒してわかっていましたが、やはり、十分な練習を重ねる時間がなかったのでしょう。
早速、ねぎらいと一国民としてのお礼のメールを打ちました。
それにしても、柔道界だけでなく、世界のスポーツ界のまさに至宝でしたね。これまでの努力に敬意を表しつつ、政治の世界でスポーツ振興や教育の充実のために、ともに頑張っていきたいと思っています。