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街の店屋のおっちゃんたち。

  • 2010/11/15

朝から予定されていた衆院予算委員会の開始が大幅にずれ込んだ。
今日、衆院で可決予定だった補正予算案の扱いもまたまた不透明に…。
理由は尖閣問題を受けての野党の態度硬化。内閣支持率の低下もにらみつつだ。
こんな衆院の状況を横目に、地元愛知の一宮へ向かう。
尾張中小協の会合に出るためだ。地元の中小企業の集まりでもあるこの中小協。選挙の際にも暖かいご支援を頂いた。地元の中小零細企業の経営者の集まりだが、もっとわかりやすく言うと地元の店屋のおっちゃんたちの会だ。飾り気もなく、とてもアットホームで、親しみやすい面々ばかり。
このおっちゃんたちを見ていると、死んだ親父を思い出す。親父もこんな風だった。
こんな街のおっちゃんたちが今は大変だ。長引く不況が中小零細企業の経営を直撃している。
こんな苦境に立ちながらも、決して大きな声を挙げるわけでもなく、国の施策を心待ちにしているのだ。
「まあとにかく早く景気がよくなって欲しいわな。1日も早くな。」国民の生の声だ。
政治が優先すべきは何なのか。尖閣ビデオ流出の是非を議論するよりも、こうした声にどう応えるかでないか。