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改めて感じる就職難!

  • 2010/12/07

国会が閉会したので、先週末からは地元愛知に戻って走り回っています。
後援会の皆さん、各種団体、地方議員さんの会合から地元のおじちゃん、おばちゃんまで、できるだけ多くの方から率直なご意見を伺うことが今の仕事。御用聞きしながら充電してる感じですね。
このやりとりがないとやはり議員としての活動は成り立たないとつくづく思います。
地元のある中小企業の社長さん。来春の新入社員の採用に関してこんな話をしてくれました。
「まあ最初は大卒の女性を二人採用しようと募集を出したんだが…。応募が来るわ来るわでびっくり!うちみたいな中小にこんなに応募があるなんて初めて。なかには30社目の面接だなんて子もいて、気の毒すぎて予定より二人多く採用することにした。若い人たちをほかっておけん!それに、非常に優秀な学生さんが多いのも魅力だ!今の内に人材確保することも必要だと思ってね。」
若者の就職難はやはり深刻です。社会に出るために学んできた若者が、いざ社会に出る段階で行き先がない。こんな状況で将来への希望もへったくれもありません。この社長さんのように、こうした状況に苦しむ若者に活躍の場を与えようと努力している経営者も実は多いんです。概算要求でもこうした企業に一定の支援をする方策が示されていますが、手厚い措置が必要ですね。
選挙中にも訴え続けましたが、「一生懸命勉強する、いざ社会に出たら一生懸命働く、働きに見合った報酬を受け取る、家族をきちんと養う、リタイア後は社会の恩恵で安心して暮らす」この5つをどう実現していくかが政治だと思っています。それが人の生活を第一に考える政治だと思うのです。
労働を中心とした福祉型の社会の実現ですね。