「いくら廻されても針は天極を指す」という言葉があります。
高村光太郎さんの言葉です。
どんなに周りに振り回されようが信念に基づき目指すところは変わらない。
何が起きようとも流されない。
そんな生き方を方位磁石に例えた言葉です。
僕のとっての天極は、子どもたちの未来です。
それが政治家になった理由です。
昨日、総理の施政方針演説がありました。
表情にも言葉にも力がこもっていたし、ご自身の思いもちりばめられていてよかったと思います。ただ、民主党の天極は何であるのかをもっともっと聴きたいとも思いました。
民主党の天極は「人」「生活」であると考えています。
だから、民主党の一員として仲間とともにたたかってきました。
ねじれ国会のなか、さまざまな水面下でのやり取りが続くことでしょう。
しかし、組織が天極を失ったら、明日はありません。
天極は政権ではありません。
廻されても廻されても天極を指す姿勢を、国民が支持し、力を与えてくれるのだと思います。