定数標準法改正案が委員会で可決!
- 2011/04/14
小学校1年生の35人学級実現を内容の中心とする「公立学校義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律案」が、本日、参院の文教科学委員会にて全会一致で可決されました。
おそらく、明日の本会議で可決決定することとなるでしょう。
一時は実現も危ぶまれたこの法案ですが、成立することとなって、ほっとしています。
党の文教政策担当者、文部科学省、委員会所属の各会派議員、各教育関係者等、多くの皆さんの思いが通じ、長年の願いが実現した法律だと言ってよいでしょう。
30年ぶりの学級定数の縮小です。この施策をさらに次年度以降に拡大していくためには、教育的な成果を各学校現場できちんと出していくことも重要ですね。
さて、法案決議にあたり、いくつかの付帯決議があわせて可決されました。
なかでも、
・非正規教員が増加している現状の改善を図るために、正規教員を積極的に採用すること
・市町村間での教育格差が発生・拡大しないように努めること
・複式学級の解消
・特別支援教育の充実
・震災に対する加配措置や施設の復旧等の迅速な対応
・全国的な学校施設の耐震化の進展
などが挙げられ、僕たちの要望や地方や学校現場の願いが組み入れられたものになっています。
引き続いて、教育環境の整備に努めていきます。子どもたちにゆきとどいた教育を提供していくために…。