慣れない講演をしてきました。
- 2011/06/12
昨日は朝から蒲郡へ。
NTT労組の東海総支部主催のユースコースで講演をしました。
入社2年目の人たちが対象ということで、若い人たちが多い集まり。
どんな話をしようかと思いましたが、子育て中であったり、これから結婚して子供を持ったりという方も多いだろうと、教育や子育ての現状からこれからの日本社会の在り方を考える、そんな内容としました。
若い人たちが、家庭を持ち、子育てしやすい環境をつくる!
政治の責任です。
「少子化に歯止めを」「産めよ増やせよ」こんな掛け声ばかりで、何の対策もしてこなかったのが、これまでの日本政府であり、日本社会。
無対策の根底には、「昔は苦労しながらたくさんの子どもを育ててきた」「甘えるな。自力で子どもを育てよ」という、認識があったのは事実だと思います。
しかし、子育て環境は、以前とは比較にならないほど厳しくなっています。地域社会・コミュニティも崩壊しつつあり、子育てそのものが孤立化しています。
学校や教師にもかつての尊厳が与えられていません。
教育にかかる経済的負担も、総じて増えています。
「社会全体で子どもを育てる」という民主党の理念は、決して間違っていないのです。
今それを実現しなければ、手遅れであると思うのです。
楽しい講演でした。気の利いた話はできませんでしたか、貴重な機会をいただいた仲間の皆さんに心から感謝します。
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