ナショナルトレーニングセンター
- 2011/08/04
今日は、午前中から西が丘のナショナルトレーニングセンターと国立スポーツ科学センターへ行ってきました。
ナショナルトレセン(NTC)は、完成から3年あまり、スポーツ科学センター(JISS)は10年ほどが経つと聞いています。
今日は、柔道、体操、レスリング、水泳など各種競技の専用施設からなる屋内トレーニングセンター。選手等450人ほどを収容できる宿泊施設であるアスリートビレッジ、そして、スポーツを科学や医学などの観点から研究しているJISSの各施設を視察し、関係の方から説明をいただきました。
写真はアスリートビレッジ内のサクラダイニングという選手用のレストラン。ブッフェ方式で自由に食べ物を選ぶことが可能ですが、すべての食べ物に細かくカロリー量や成分表がついていて、選手はそれぞれ計算をしながら栄養の自己管理をしています。僕もいただきましたが、おいしい料理でしたよ。
その後、各種競技の専用施設をそれぞれ見学。体操などは近づく競技会にあわせて使用する器具も入れ替えるそうです。フロアの色などもオリンピックなどの大きな大会のものにあわせて作られています。床運動のフロアがとても弾力があって驚きました。
シンクロ用のプールではちょうど選手が練習中でした。水中の選手の動きを見ることのできる施設もあり、水中での激しい動きの様子がよく分かりました。
すばらしい施設ですが、屋外スポーツや冬季のスポーツ、あるいは水辺のスポーツなどは、先進の国と比べ、十分な整備が進んでいないようです。また、地方ごとにこのような施設があるとすばらしいとも思いました。
スポーツ基本法の制定を受け、こうした施設の整備も含めた施策を計画的にすすめていかなければなりませんね。
ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。