若者たちのデモに思う。
- 2011/10/17
月例経済報告が発表されました。6か月ぶりの下方修正。
欧州の信用不安の影響から、世界経済の減速傾向が明らかです。
併せて、世界中で若者を中心に格差社会に抗議するデモ行動が盛んになっています。
危機を先送りし続けた結果、将来世代への負担が増すばかり。
今回の信用不安も元をたどれば、リーマンショック等への対応に多額の資金を投じた結果、多くの国が多額の債務を抱えたことに原因があると思います。
将来の富を先食いしている感がありますね。
家庭に例えれば、将来の子どもたちの稼ぎをあてに親たちが盛んに借金をしているようなもの。
若者たちが、やるせない気持ちのぶつけ場所を探しているようにも思えます。
非正規雇用の増大や社会保障の負担増は若者の位を直撃しています。
若い人たちが将来に不安ばかりを覚え、希望を持てない社会。
こんな社会に明日があるとは思えません。
政治はもっともっとこうした若い世代の生活に目を向けなければなりません。
若い世代の声に耳を傾けなければなりません。
明日から、参議院の仲間と福島にでかけます。
被災地でも、将来への見通しや希望をどう感じていただくかが重要です。