千音寺小学校卒業式
- 2012/03/19
今日は娘たちの母校でもある名古屋市立千音寺小学校の卒業式にお邪魔しました。
卒業生と保護者や在校生が向かい合う対面式の卒業式。
卒業生一人一人の表情がよくわかりますね。
大変、素晴らしい卒業式でした。
子どもたちの一つ一つの動きや表情を見ていれば、この子たちがどのような学校生活を送ってきたかがよくわかります。
僕も長く学校現場にいた人間なので、そこはよくわかります。
行事や式などの際に、付け焼刃的な指導でその場だけ取り繕おうとしても、いい式にはなりません。
子どもたちが心から思い出に残る卒業式にしたいと思っていなければ、本当に感動的な式にはなりません。
担任の先生方の指導力も必要です。子どもたちをその気にさせるのは、やはり先生の力量です。
そして、日常的な子どもと先生との心のつながり・信頼感のようなものが醸成されている必要があります。
そんな子どもたちと先生との無言のやり取りを感じることのできた卒業式でした。
子どもたち一人一人が卒業証書を受け、将来への夢を語る場がありました。
スポーツ選手、パテシィエ、犬のトリマー、学校の先生、美容師…。
いろんな夢を聞きました。
160人近くいる子どもたちのなかで、政治家になりたいと話したのは「総理大臣になりたい」とした一人の男の子だけ。
もう少しいるかと思ったけれど…。こんなところにも厳しい目を感じてしまいますね。
子どもたち、先生方、素晴らしい式をありがとうございました。
- < 国家公務員の採用抑制について
- 粋なはからい >