矛盾と欺瞞にみちた閣議決定。
- 2014/07/02
安倍内閣のまさに暴挙だ。
集団的自衛権の行使を容認するために、我が国が長く積み上げてきた憲法解釈を変更する閣議決定を行った。
そんなに自分の信念を貫きたいなら、なぜ正々堂々と憲法改正を目指さないのか!
国会閉会中に、これほどの案件を議会での議論もなく、国民に問うでもなく、10数人の閣僚による閣議で決定する。
国民を馬鹿にするにもほどがある。
憲法が政治家をはじめとする権力を抑制するという立憲主義に反する状況だ。
憲法99条にも明確に反する。
看過することはできない。絶対に許されない。矛盾と欺瞞にみちた国民不在の暴挙だ。
一人の国会議員として、この時代にこうした事態を迎えたことは不名誉であり、力不足を痛感する。
戦地に赴くのは、総理自身でなく、若者や子どもたちだ。