消極的に賛成。児童扶養手当法。
- 2016/05/03
昨日の本会議。所得の低いひとり親家庭などに支給する児童扶養手当を加算する法改正が行われた。
今回の加算額は二人目の子どもには従来の5000円加算を最高10000円加算に。
三人目以降は3000円加算を最高6000円加算に引き上げるというもの。
このことによる子どもの貧困率改善効果は約1%だ。
必要とされる予算は確か30億円ほどだったと思う。
約100万世帯が対象だ。
わずかでも改善は改善。私たちも法案には賛成票を投じた。
しかし困窮する子育て世代への手厚い支援とは言い難い。さらなる改善が必要だ。
選挙向けの実績作りに見えてしまう。
この6月には、高齢者1100万人を対象に30000円が給付される。必要な予算は4000億円近い。
参院選前の6月までにすべて配り終えるよう政府から自治体に指示が出ていると聞く。
こちらの大盤振る舞いとは随分な違いだ。
国民の生活よりも選挙。えげつなさを感じなくもない。