臨時国会延長を!
- 2020/12/02
(斎藤嘉隆国対日記)
今国会の会期も残すところ数日、実質的にはあさっての金曜日が最終日だ。こんなコロナ禍で国民の健康や生活への不安が拡がる中、国会を閉じてしまってよいのか。とても納得できない。通年国会でとことん議論すべきだ。会期延長動議提出も辞さない思い。
安倍前総理の「桜を見る会」の補填問題。事実なら議員辞職すべき問題だ。総理時代、安倍氏は「金銭問題は議員本人が説明すべき」とことあるごとに話していたが、自分のことになるとだんまり。予算委員会の集中審議で出席を求め、委員会を開会するよう自民党に要請し続けているがゼロ回答。森友問題では130回を超える虚偽答弁が明らかになったが、この桜問題でも同様。総理大臣が国会で虚偽の答弁を平気で行う。信じがたい状況だ。
学術会議問題でも中心人物とされる杉田官房副長官の参考人招致を求めているがこちらも拒否。拉致問題に至っては私たちが再々に渡って衆参で拉致問題特別委員会を開会し、対応策を議論するよう求めてきたが、完全に無視。結局、衆参とも設置されている拉致問題特別委員会で対政府質疑は今年一度も開かれず…。全くやる気がない証左でないか。
本当にこの内閣ではだめだ。もう少し議席数が拮抗していればこんなことにはならないのにと悔しいばかり。